2022年12月から原因不明の腹痛(それほど痛くない)が続いて、6月にやっとアクネス(腹壁神経障害や前皮神経絞扼症候群ACNESという病名)という診断を受けた旦那の話を書いておきます。
というか、旦那に書いてもらう。
同じような症状を持っている人は日本にいると思いますし、このアクネスという診断をできる医師はあまりいません。
※内科の専門医であればあるほど、「内蔵の問題は無い」で片付けてしまうからです
肋骨より下のお腹の痛みというか違和感
最初は、膵臓がんや肝臓がん、大腸がんいや胃がんを疑って色々検査をしていました。
それこそ日赤病院とか大きな病院でも検査をしたんです
といった検査を色々としていました。
腹壁神経障害(ACNES)
アグネス・チャンの濁点がないものと思えば覚えやすいけど、要は神経の問題
腰痛持ちなどに多いそうだが、たしかにヘルニア持ちで腰痛持ち。椎間板とかいまいちな状態。
腹壁神経障害の資料があったわけでもなく、他の整形外科のホームページをスマホで見せてもらって説明を受けたそう。
バリウムの胃透視でもスキルス胃がんではないということで、
「アクネスかもしれないので、九大病院の麻酔科に紹介状を書く」
といってくださいました。
この病名が分かるまで、何人の医師に診てもらったか。。。浜の町病院には感謝
アクネスの治療方法
分かりやすく言うと、坐骨神経痛とかヘルニアみたいなものと思うと良いでしょう。
背中から肋骨を通って神経はお腹にいってるんですが、その神経に緊張が走っているなどで痛みを感じている。
つまり、ブロック注射やトリガー注射で一時的に神経を遮断するなどして緊張を解くと。
これで改善した場合はアクネスであって、改善しないならまた別の可能性もあると。
要はアクネスは、MRIで撮影しようと診断できない。
治療法が効いたら、「アクネスだったんだね」という感じ。
肋間神経痛もあった
腹筋横以外にも肋骨周りにも同様の痛みがあったが、これは肋間神経痛だろうと。
ブロック注射の場合は、アクネスは腹に打つが、肋間神経痛は背中にうっていた。
怖いが、九大病院の麻酔科だし、何かあったらなんとかしてくれるだろうと。
最終的には、月2回くらい通って5ヶ月位でほぼ痛みが無くなった。
痛みの頻度が激減し、痛みがあっても10段階中1くらい
腹へのブロック注射は正直、劇的に効いたって感じではなかったが、肋間神経痛に「トリガー注射」も効いたと思う。
ただ、西洋医学だけではなく漢方内科で漢方を処方してもらったり東洋医学もやっていたし、最終的に、神経の問題であれば緊張をとるためにストレッチや足先や腹にシステマ的に痛みを与えて神経を目覚めさせる治療?をしたのも良かった。
同じような検査をしても何も異常がなく、原因不明の腹痛が続く場合は、アクネスというのも疑ってみて良いと思う。
医師の中でも知っている人は少ないし、整形外科や麻酔科とかだと知っている病気だけど、お腹痛いのにそこに行きませんしね。
検索してこの記事が引っかかるように書いてはいるので、悩んでいる人のお役に立てればと思います。
コメントも許可しておきますので何か同様の症状とか書いてみてください。
神経系の問題であれば、結局ストレッチとかストレス無くすとか、そういう根本的な治療が大事です。
その他、参考サイトなども下に貼っておきます
アクネスについて書いている医師のブログなど
ませぎ整形外科の記事
これを医師が見せてくれました。
痛みの部位がこれに該当するなら可能性があります
TMGあさか医療センターの記事
M3.comの記事 ※m3は医師の人材紹介サイトとか
日本ペインクリニックの学会誌
おすすめのストレッチというか、整体というか、システマ治療
荒療治ですし、自分で痛くできないなら人にやってもらいましょう
その他、システマの癒しとかで検索して、北川先生が実施されているのは参考になります。
あとは、足つぼマットとかを買って、足の裏から健康になりましょう。
編集後記
前皮神経絞扼症候群というのが正式名称で読み方は「ぜんぴ しんけい こうやく しょうこうぐん」
アクネスで良いです。
振り返ると、原因は新しいコルセットだったと思う。
2022年の10月頃に腰痛になったので「ガードナーベルト」という新しいコルセットを買って、それをつけて年末を過ごしていた。
締め付けは良いのだが、これが返って神経を圧迫したのかなと素人考えでは思う。
その後は、膵炎とも思っていたので、断酒して痩せて、イス軸法とかでバランスも考えて過ごすことで腰痛はなくなりコルセットも必要としなくなったけど、これ腰痛が続いていたら、どっちを選べば良いのだろうと思う。
もし、あなたが腰痛も持っているのなら、コルセットを気をつけた方が良いし、椅子もバランスチェアにしたりと色々と生活を変えたほうが良いと思う。
膵臓がんを最初に疑ったので、人生を考え直すよい機会となったし、明らかに去年より健康な体にはなった。
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